日経ヴェリタス 2014年5月4日号

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• タイトル: 日経ヴェリタス 2014年5月4日号 de
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• ファイル名: 日経ヴェリタス-2014年5月4日号.pdf
• 発売日: 2014/5/4
• ページ数: 231 ページ
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・今号の特集は日本株の銘柄選別。金融緩和に頼らなくても上昇が期待できそうな銘柄について述べている。例えば富士通、マツダ、NTTドコモ（自社株取得枠）など。また米国の金利上昇に耐えられそうな銘柄についても述べている。・座談会方式で日本株の見通しを６人のストラテジストが述べている。うち5人は６月の成長戦略（法人税率引き下げ、GPIF改革、NISA改革など）発表、米景気拡大などによる緩やかな円安、アンダーウェイトにしている海外投資家の買いなどから、年末時点での上昇を見込んでいる。下落を見込んでいるのは田辺経済研究所の田辺氏のみ。同氏はインフレ圧力に伴う長期金利上昇により、PERの縮小を懸念している。また同氏はグロースではなくバリュー投資がうまくいく可能性を指摘している。なお、私は個人的には成長戦略にはほとんど期待しておらず、法人税率引き下げはそうあってほしいものである。・４月28日〜5月2日の週は前週に大幅に下落したロシア株は反発（＋３％）。また、出遅れ感からトルコ株は＋５％。・為替では、前週に下落していたインド・ルピーは、政権交代期待（5月16日に開票）からこの週は上昇。一方、軟調な商品市況が嫌気されてブラジル・レアルは下落。・なお、5月２日に発表された米非農業部門雇用者数は前月比28.８万人と高い伸びとなった。・他の記事は、中国の商品市場への投機の影響、ヒューリック、改革期待先行で上昇しているインドネシアなどの新興国株、ツイッター株の下落、乱立する官民ファンドについてなど。特に官民ファンドが民業圧迫との見方は私も同意する。官のビジネスセンスの無さは迷惑である。